Application form ー 願書
願書の提出には大きく分けて2通りの方法があります。1つは各学校に直接出願する方法。もう1つはオンラインによる共通願書で出願する方法です。
・各学校へ直接出願する方法
各学校のウェブサイトにはそれぞれ直接出願する場合の手順が載っていますので、その手順に従って出願しますが、こちら
にもオンラインで出願する方法と、書類をプリントアウトして、記入し送付する方法があります。多くの学校は送付よりも
オンラインでの出願を好みます。
・共通願書で出願する方法
Gateway to Prep SchoolsまたはSAO(The Standard Application Online)という2つの共通願書があり、両方に登録し
ている学校もありますし、片方だけに登録されている学校もあります。どちらを使ってもかいまいません。SAOはSSATと
連動しているので、SSATを受けるために登録するIDとパスワードでログインすることができるので、新たにアカウントを
作成する必要がありません。
共通願書では出願する学校をいくつでも登録でき、共通願書を使えば記入項目も枚数も多いapplication form(願書)も1つ
作成すれば登録した全ての学校で有効ですし、各学校のエッセイ、recommendation(推薦状)もこの一括して提出す
ることができますので、必要提出書類のチェックや、提出したかどうかのチェックも一緒にできるので便利です。
・各学校へ直接出願する方法
各学校のウェブサイトにはそれぞれ直接出願する場合の手順が載っていますので、その手順に従って出願しますが、こちら
にもオンラインで出願する方法と、書類をプリントアウトして、記入し送付する方法があります。多くの学校は送付よりも
オンラインでの出願を好みます。
・共通願書で出願する方法
Gateway to Prep SchoolsまたはSAO(The Standard Application Online)という2つの共通願書があり、両方に登録し
ている学校もありますし、片方だけに登録されている学校もあります。どちらを使ってもかいまいません。SAOはSSATと
連動しているので、SSATを受けるために登録するIDとパスワードでログインすることができるので、新たにアカウントを
作成する必要がありません。
共通願書では出願する学校をいくつでも登録でき、共通願書を使えば記入項目も枚数も多いapplication form(願書)も1つ
作成すれば登録した全ての学校で有効ですし、各学校のエッセイ、recommendation(推薦状)もこの一括して提出す
ることができますので、必要提出書類のチェックや、提出したかどうかのチェックも一緒にできるので便利です。
application Fee ー 受験料
各学校へ直截出願する場合には各学校の指定する方法で支払います。振込の場合は銀行または郵便局から海外送金で学校指定の口座に送金します。この時利用する銀行またはゆうちょに口座を持っている必要があります。アメリカの学校では支払いにチェック(小切手)で支払うことができます。チェック(小切手)で支払う場合には郵便局(国際送金取扱局)で米ドル建ての国際為替を作り、送付します。
共通願書で出願する場合にはクレジットカードで支払うことができます。
共通願書で出願する場合にはクレジットカードで支払うことができます。
SSATまたはISEEのスコア
SSAT、ISEEはどちらもアメリカの私立中学、私立高校入学の際に要求される学力テストです。通常どちらかを受験してその試験結果を受験校に送ります。*11年生、12年生へ編入の場合はSSATやISEEではなくSAT、ACT、もしくはPSATなどの学力テストが必要になります。
・SSAT(Secondary School Admission Test)
・日本では、東京と名古屋のインターナショナルスクールで受験可能となっていますが、受験会場、日程がとても限られて
いる為、事前の受験計画が必要です。登録、申込は公式ホームページ(英語)で行います。
・問題形式は守る地プルチョイスで、回答形式はマークシート方式です。Elementary, Middle, Upplerの3つのレベルに分
かれており、3-4年生用(Elementary)、5-7年生用(Middle)、8-11年生用(upper)があります。アメリカのボーディングス
クール受験では、ジュニアボーディング受験の場合はMiddle Level、ボーディングスクール(ハイスクール)は
Upper Levelのスコア提出を求められることがほとんどです。
・科目はQuantitative(数学)、Reading(読解)、Verbal(同義語、アナロジー)、Writing(エッセイ)ですが、
エッセイは採点されず、スコアと共に受験する学校へ直接送られますが、レポート一緒に自分にも送ってもらうことがで
きます。
・結果は受験したの同じ学年の同じ学生の結果と比較され、パーセンテージと実点数で表示されます。最高得点はパーセ
ンテージが99%、実点数は2400点です。
・ISEE(Independent School Entrance Exam)
・日本では、東京都大阪の*プロメトリックの会場で受験可能です。このテストは親の同伴が必要になりますので、注意が必要
です。登録、予約は公式ホームページ(英語)で行います。
*プロメトリックは、試験配信・評価ソリューションのプロバイダーで、ISSEテストに試験会場を提供し、試験監督を行っています。
・問題形式は守る地プルチョイスで、回答形式はマークシート方式です。Lower, Middle, Upplerの3つのレベルに分かれ
います。
・科目はQuantitative(数学)、Reading(読解)、Verbal(同義語、アナロジー)、Writing(エッセイ)で、試験で書いた
エッセイは自分に送ってもらうことができません。
・結果は過去3年間に受験したの同じ学年の同じ学生の結果と比較され、パーセンテージと実点数で表示されます。
・日本では、東京都大阪の*プロメトリックの会場で受験可能です。このテストは親の同伴が必要になりますので、注意が必要
です。登録、予約は公式ホームページ(英語)で行います。
*プロメトリックは、試験配信・評価ソリューションのプロバイダーで、ISSEテストに試験会場を提供し、試験監督を行っています。
・問題形式は守る地プルチョイスで、回答形式はマークシート方式です。Lower, Middle, Upplerの3つのレベルに分かれ
います。
・科目はQuantitative(数学)、Reading(読解)、Verbal(同義語、アナロジー)、Writing(エッセイ)で、試験で書いた
エッセイは自分に送ってもらうことができません。
・結果は過去3年間に受験したの同じ学年の同じ学生の結果と比較され、パーセンテージと実点数で表示されます。
Personal Essay ー エッセイ
エッセイはボーディングスクール出願において、とても大切な要素です。エッセイには出願者の学業面と人格の両方が映し出されるので、学校の入学選考担当者(アドミッションオフィサー)は出願者のライティング能力によって、出願者が学校の求める基準に見合った人材であるかどうかを判断します。一般的に綺麗な回答、優等生的な考えを書くのではなく、いかに自分の個性や考えを3つぐらい例をあげながら具体的にエッセイに映し出すかが重要です。是非、説得力のある完成度の高いエッセイを書いて、自分をアピールましょう。
ポイント
・はっきりと雄弁に書く
・与えられた題材にフォーカスして書く
・自分が興味を持って、将来や社会貢献につながる事柄について書く
・不適切なコンテンツを含めない(例 アルコール、ドラッグ)
・スペルミスや文法のミスがないようにする
ボーディングスクール出願のためのエッセイは特殊です。専門のチューターや先生に指導を受けることをお勧めします。
入学選考担当者(アドミッションオフィサー)がエッセイに求めること -アドミッションチームによるオフィシャルコメント
「出願者個人に関するユニークなトピック、または一般的な出来事に対するユニークな解釈」
「出願者の本質や人格が良くわかる出来事の詳細」
「標準的で安全、または誰によって書かれている可能性のあるエッセイは出願者の性格や情熱を理解する助けにはならない」
ポイント
・はっきりと雄弁に書く
・与えられた題材にフォーカスして書く
・自分が興味を持って、将来や社会貢献につながる事柄について書く
・不適切なコンテンツを含めない(例 アルコール、ドラッグ)
・スペルミスや文法のミスがないようにする
ボーディングスクール出願のためのエッセイは特殊です。専門のチューターや先生に指導を受けることをお勧めします。
入学選考担当者(アドミッションオフィサー)がエッセイに求めること -アドミッションチームによるオフィシャルコメント
「出願者個人に関するユニークなトピック、または一般的な出来事に対するユニークな解釈」
「出願者の本質や人格が良くわかる出来事の詳細」
「標準的で安全、または誰によって書かれている可能性のあるエッセイは出願者の性格や情熱を理解する助けにはならない」
Academic Transcript ー 成績証明書
Transcriptは在学中の学校が正式に発行する成績証明書です。Transcriptもまたボーディングスクールスクール出願において、最も重要な要素の一つです。過去2年、または3年の成績と在籍中の学年の出願前までの成績の提出が求められます。アドミッションオフィサーは志願者の成績、取っているコース(授業/カリキュラム)の両方から学力の現状をが把握できます。欠席日数、遅刻、停学、退学、処罰も全て受験校へ報告されます。正式な書類であることを証明する学校印、学校の代表者である学校長のサインなどが必要です。また、合格が決まった後も出願時在籍の学年末には再度成績の提出を求められますので、願書提出後の成績が著しく下がっている場合には合格を取り消される場合もあるので、最後まで気を抜かず、成績維持が大切です。
Transcript Form(成績証明書フォーム)例 - Gateway to Prep Schools
Transcript Form(成績証明書フォーム)例 - Gateway to Prep Schools
Teacher Recommendations ー 推薦状
提出する推薦状にはいくつかの種類があり、『量より質』が大切です。より多くの人や、著名人に書いてもらう推薦状よりも、学校の校長先生、カウンセラー、英語、数学の担当の先生からの質の高いコメントの方が重視されます。
推薦状を提出する手順は、出願者が推薦状を書いてもらいたい先生方などへ推薦状の作成を依頼し、推薦者の方から直接受験校へ送付、またはオンラインで提出します。ほとんどのの学校からは下記の推薦状が求められます。
・学校長/カウンセラー/アドバイザーの推薦状
・現在の英語担当の先生の推薦状
・現在の数学担当の先生の推薦状
・パーソナルリコメンデーション(Personal recommendation)
親戚、血縁者以外で、自分と日頃から関わりを持ち、自分の興味や人間性をよく知っている大人を選びます。例えば、
上記以外の科目を担当する先生、クラブ活動の顧問の先生、習い事をしているならばその先生やコーチなど。
・スペシャルインタレストリコメンデーション(Special interest recommendation) <オプション>
パーソナルリコメンデーションで書いてもらう以外にも、特に自分が得意とすることや、活躍している分野や課外授業な
どの先生や、コーチに推薦状を書いてもらうことで、出願する学校から色々な角度からの評価を得られるチャンスになり
ます。ボーディングスクールではバラエティに富んだ人材を集めようとしています。例えば、音楽コンクールで入賞し
たり、スポーツの試合で優勝したり、ロボティクスの大会で賞をとるなど、他の出願者とは違ったプラスαの要素がある
と更に評価が上がります。
推薦状を提出する手順は、出願者が推薦状を書いてもらいたい先生方などへ推薦状の作成を依頼し、推薦者の方から直接受験校へ送付、またはオンラインで提出します。ほとんどのの学校からは下記の推薦状が求められます。
・学校長/カウンセラー/アドバイザーの推薦状
・現在の英語担当の先生の推薦状
・現在の数学担当の先生の推薦状
・パーソナルリコメンデーション(Personal recommendation)
親戚、血縁者以外で、自分と日頃から関わりを持ち、自分の興味や人間性をよく知っている大人を選びます。例えば、
上記以外の科目を担当する先生、クラブ活動の顧問の先生、習い事をしているならばその先生やコーチなど。
・スペシャルインタレストリコメンデーション(Special interest recommendation) <オプション>
パーソナルリコメンデーションで書いてもらう以外にも、特に自分が得意とすることや、活躍している分野や課外授業な
どの先生や、コーチに推薦状を書いてもらうことで、出願する学校から色々な角度からの評価を得られるチャンスになり
ます。ボーディングスクールではバラエティに富んだ人材を集めようとしています。例えば、音楽コンクールで入賞し
たり、スポーツの試合で優勝したり、ロボティクスの大会で賞をとるなど、他の出願者とは違ったプラスαの要素がある
と更に評価が上がります。
Interview ー 面接
入学選考チームは、面接を通して出願者知ると共に、出願者がボーディングスクールでの経験を通して何を求め、何を達成しようとしているのか、情熱を注いでいることは何か、学校の求める基準に合っているか、また、出願者がどう学校に貢献できるかなどにを知ろうとしています。更に出願者のアプリケーションを文脈化し、出願者の話から、やる気と個性を見極めようとします。面接は決まったプロセスで進められるのではなく、面接官がその時々の出願者の回答に基づいて更に深く質問をします。通常、面接はフルタイムまたはパートタイムの面接官によって行われ、事前に出願者について何も知りません。学校によってはSkypeでの面接、卒業生による面接、日本で行われる学校説明会時に面接をしてくれるところもあります。だだし、日本で行われる説明会時の面接は限りがあるので早めにアポイントメントを取りましょう。
面接でよく聞かれる質問例
・What aspects of school are important to you?
・What activities do you enjoy and what is your level of skill in these activities?
・What are your goals for the next few years?
・Which academic subject do you enjoy the most, and which the least?
・Can you describe your perfect teacher?
面接のために準備しておくこと
・自己紹介や前置きを用意しておく。しかしリハーサルのし過ぎのロボットの様な受け答えはNG。
・自分の情熱、興味のある事柄、またはスキルについ深く掘り下げて考えておく。
・面接官への質問を5つぐらい用意しておく。
・受験する学校についてよく調べ、なぜその学校が自分に合っているか答えられるように準備しておく。
・学校訪問をすることが好ましいが、海外からの出願者の場合不可能な場合もあることは学校側も理解がある。
面接でよく聞かれる質問例
・What aspects of school are important to you?
・What activities do you enjoy and what is your level of skill in these activities?
・What are your goals for the next few years?
・Which academic subject do you enjoy the most, and which the least?
・Can you describe your perfect teacher?
面接のために準備しておくこと
・自己紹介や前置きを用意しておく。しかしリハーサルのし過ぎのロボットの様な受け答えはNG。
・自分の情熱、興味のある事柄、またはスキルについ深く掘り下げて考えておく。
・面接官への質問を5つぐらい用意しておく。
・受験する学校についてよく調べ、なぜその学校が自分に合っているか答えられるように準備しておく。
・学校訪問をすることが好ましいが、海外からの出願者の場合不可能な場合もあることは学校側も理解がある。
parent statement
Parent Statement(ペアレントステートメント)は子供についての2,3の質問事項に保護者が回答するというエッセイです。Parent Statement(ペアレントステートメント)の提出は任意の学校もありますが、子供の成長を他とは違っと角度と視点から知ってもらうチャンスですし、ほぼ100%の保護者が提出しますので、是非提出しましょう。
Parent Statement(ペアレントステートメント)を書く際に注意したいこと
Do's :
・学校の方針やプログラムが、子供のニーズや目標によく合っていることを表現する。
・合格したら学校側はその子供からどのようなことが期待できるのかを書く。
Don't :
・長々と書かない。(ワード数が決められている学校もありますので、簡潔にまとめる。)
・関心させようとし過ぎたり、誇張したり、自慢話にしない。
・子供の短所を隠し過ぎない。(バランスを考え、正直に、かつポジティブな終わり方に仕上げる。)
Parent Statement(ペアレントステートメント)を書く際に注意したいこと
Do's :
・学校の方針やプログラムが、子供のニーズや目標によく合っていることを表現する。
・合格したら学校側はその子供からどのようなことが期待できるのかを書く。
Don't :
・長々と書かない。(ワード数が決められている学校もありますので、簡潔にまとめる。)
・関心させようとし過ぎたり、誇張したり、自慢話にしない。
・子供の短所を隠し過ぎない。(バランスを考え、正直に、かつポジティブな終わり方に仕上げる。)
TOEFLスコア
英語を母国語としない出願者、もしくは過去4年間、学校でのカリキュラムが英語以外の言語であった出願者はTOEFLのスコアの提出が求められます。
TOEFL(Test of English as Foreign Language)は日本でももっとも馴染みのある国際基準の英語能力測定試験です。
TOEFLを受験するには公式ホームページでアカウントを作成し、テストの受験登録をします。また受験登録は電話、郵送、窓口でも登録できます。日本では全国各地でに受験会場があり、年間で50回以上実施されています。何度でも受験することができますが、テストとテストの間は最低12日間開けなくてはならないので注意しましょう。受験会場と実施日は公式公式ホームページで確認できます。
テストはオンラインで実施され、Reading、Listening、Speaking、Writingのスキルを測定します。このテストは、年間 50 回以上、世界各地のテスト会場でオンライン形式で実施されます。所要時間はおよそ4時間ほどです。
また、テストスコアのレポートは、テスト実施日からおよそ 13 日後に電子送信または郵送されます。出願校の出願期限を確認して余裕を持って受験するようにしましょう。
TOEFL(Test of English as Foreign Language)は日本でももっとも馴染みのある国際基準の英語能力測定試験です。
TOEFLを受験するには公式ホームページでアカウントを作成し、テストの受験登録をします。また受験登録は電話、郵送、窓口でも登録できます。日本では全国各地でに受験会場があり、年間で50回以上実施されています。何度でも受験することができますが、テストとテストの間は最低12日間開けなくてはならないので注意しましょう。受験会場と実施日は公式公式ホームページで確認できます。
テストはオンラインで実施され、Reading、Listening、Speaking、Writingのスキルを測定します。このテストは、年間 50 回以上、世界各地のテスト会場でオンライン形式で実施されます。所要時間はおよそ4時間ほどです。
また、テストスコアのレポートは、テスト実施日からおよそ 13 日後に電子送信または郵送されます。出願校の出願期限を確認して余裕を持って受験するようにしましょう。